‐ はじめに ‐
内藤館長からのメッセージ

各門弟へのご挨拶

更に強く、最強の空手道場に

実践 愛敬館空手道場川越本部 二代目館長
内藤好美
久保田前館長の突然の引退により動揺されている
門弟の皆様ご挨拶が遅くなりました。
この度、愛敬館空手道場の二代目館長に就任した
内藤好美(ナイトウ コノミ)です。

館長から全てを一任するとの命をいただき
今後の愛敬館空手道場に関する運営並びに指導を
二代目館長として引き継がせて頂きました。

私としましては、愛敬館を残したいと願われた
館長のお気持ちに全力でお応えし
今いる道場の仲間とともに
そしてこれから迎える新しい仲間とともに

今までと変わらず
初代館長の大切な教えを後世に伝承しながら
新たな風を吹き込み、より一層の心技体を鍛錬できる
環境にしていきたいと決意しております。

愛敬館空手道場にて門弟の皆様が安心して
稽古に励めるよう微力ながら精一杯努めてまいります。

愛敬館空手道場とは

道場の歴史とこれまで

坂戸市空手道連盟のあゆみ

1947年:京都で戦後初めて開催された全日本空手道大会で故・大山倍達総裁が優勝。その後一世を風靡し現在まで世界最強・最大の空手道として絶大な知名度を誇っている【極真カラテ】を設立。
1992:極真カラテ第一回全日本チャンピオン王者の元、埼玉西支部長を歴任した愛敬館初代館長(その後正式な許可を得て独立、空手道全国誌でニュースとして取り上げられた)が、【愛敬館空手道スポーツ少年団】を発足。坂戸市内で青少年の健全育成にあたりながら少年団空手を発展させ、市内の各空手道団体に結束を募る。
1997年久保田春夫氏が坂戸市空手道連盟を設立。坂戸市体育協会に加盟。
現在の空手道界は「実際に相手に直接加撃して戦うフルコンタクト空手」「相手に直接攻撃を当てずシミュレーションの動作を審判が判定する寸止め空手」などの競技ルールによって分かれているのが実情だが、創設者・会長である久保田春夫氏は、幼少期から空手道をはじめ様々な武道を修業した、国内でも数少ないプロの武道空手家であるため、坂戸市空手道連盟は久保田館長の信条である「空手は一つ」の元に、様々な流派・スタイル・考え方の団体によって構成されている。Kー1、キックボクシングなどに参加するプロ選手の育成団体、アマチュア選手が出場する寸止め空手大会への出場を目指す団体、武道としての空手道を学ぶ団体、生涯スポーツとして空手道を楽しむ団体など、国内の市町村空手道連盟では類を見ない、幅広い活動をしていることが大きな特徴であった。

愛敬館の活動

― 歴史 ―
一部を抜粋すると1995年、日本武道館および(財)全日本空手道連盟主催の、全日本空手道錬成大会(文部科学省後援)において、初代館長の娘で初代副館長が参加選手3,000名の前で埼玉県として初の選手宣誓の大役を果たす。その後、当時の宮崎坂戸市長を表敬訪問し、市広報にも掲載された。2004年から埼玉県国体開催までの数年間は、当時の埼玉県空手道連盟事務局長の子女に、日本体育協会公認空手道指導者である福島副会長が空手道指導を行った。
(財)全日本空手道連盟会長・笹川堯氏が坂戸市を来訪した際には、坂戸市民を代表して、初代副会長が花束贈呈の役目を果たした。長年、埼玉県スポーツリーダーバンク活動の一環として、各団体で連携・協力体制を敷き、坂戸市空手道連盟各団体の練習場所を提供し、市内在住・在勤者を対象とした空手道無料体験教室も年に数回開催されました

初代館長

愛敬館空手道場の創設者。1992~2025年2月まで武道としての空手道を現役指導。
プロの武道空手家/関東地方の有名スポーツクラブ、カルチャーセンター、常設空手道場など多数にて指導。
スポーツ少年団認定員(財)日本スポーツ少年団)、体力テスト判定員(財)日本スポーツ少年団)

二代目館長 内藤好美

― konomi naito ―
愛敬館在籍23年目の女性武道家。8歳で入門し久保田前館長指導の下、長年厳しい鍛錬を積み、館長よりすべてを一任され二代目館長に就任。本職は太田プロダクション所属女優で代表作/ウルトラマンブレーザーのヒロインを務めるなどアクション女優としても活躍中。極真カラテの技をベースとした役者向けに創設したアクション教室「KONOMI ACTION CLASS」(登録者数80名)や子どもの運動教室「マチョキッズクラブ」、女性用護身術教室やパーソナルトレーナーとしても活躍。久保田前館長の築き上げた愛敬館の教えを、技を、伝統を、後世に残していきます。

剛忍慈徳(ごうにんじとく)とは

剛‐強さと精神力
忍‐忍耐力
慈‐やさしさと人としてのあたたかさ
徳‐徳を積むこと

空手を通して、強さだけでなく人としての豊かな心も育ててもらいたい
そんな思いを込めました。

基本を忠実に「基本稽古」

空手の技術を基礎から身に着けるために
欠かすことのできない稽古です。
空手を学ぶ上で最も重要な部分であり、正しいフォームと動作を習得するための土台を作ります。
これにより、力強い技術や
素早い反応を身に着けることができます。
自身の身体をしっかり動かすための
空手の動きに基づいた準備運動に始まり
受け、打撃、蹴り、呼吸、立ち方の基本を学びます。

実際に加撃し鍛錬する「組手稽古」

当道場は実践カラテのため寸止めはしません。
組手稽古の際は脛当てのみ着用し攻撃、防御ともに
実際に当てます。

礼に始まり礼に終わる。
頭は低く、目は高く、口謹んで、心寛く。

対戦相手を常に敬い
同じレベルの者は技を競い切磋琢磨し
上級の者は下級の者のレベルを認識し対戦するなどとし
強いものは誰よりも優しく心に余裕をもつことを教えています。

常に冷静さを維持しどんな時も心を落ち着けて
感情をセルフコントロールできる精神力を養います。

技に緩急を「型の稽古」

愛敬館では、組手だけでなく基礎の鍛錬に加え
●技の緩急
●呼吸の調整
●バランス感覚
●リズム感
●精神力、集中力
を養うため型も重視しています。

太極や拳法型、平安(ピンアン)や鉄騎の型など様々な種類を総合的に学びます。

精度と威力の強化「ミット稽古」

様々な技の鍛錬のため、ミットを使った打撃訓練を行い
実際に当てる感覚を養い、小さな的をピンポイントで狙い攻撃を繰り出し、自身の最大限の力を込めることで
精度と威力をより強化していきます。

「投げ・掴み・関節技・締め技」

「武器術」

打撃の他にも、棒や刃物のような武器を持つ敵に対して対処できるように
護身として
●掴み技
●投げ技
●関節技
●締め技
の他、ヌンチャクやサイ、トンファーなどの武器稽古も定期的に行い実践で必要となる高度な技も鍛錬していきます。

Gallery

実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

稽古風景